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ボレーを強化したい人に!ボレーしやすいテニスラケットとは?

ラケット
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ボレーはポイントをとるときに出番の多いショット。サーブやストロークで相手を押し切れるケースはそう多くありませんし、特にダブルスはオープンスペースが少なく、展開も速いのでボレーが一層重要になります。
今回はボレーの強化に役立つ「ボレーしやすいラケット」についてまとめてみたいと思います。

 

 

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ボレーしやすいラケットのポイント

1、バランス

バランスに明確な数値はありませんが、目安としてはトップライト(31.0cm以下)、イーブンバランス(31.0~32.9cm)、トップヘビー(33.0cm以上)です。
ボレー向きなのはトップライト~イーブンバランス。ボレーはストロークに比べ、相手との距離が短く素早いラケットさばきが必要になります。加えて、ラケットを立てて打つので、
重心が真ん中から手元にある方がラケットを素早く扱いやすく、疲れにくいといえるでしょう。
その反面、遠心力が小さくヘッドスピードが上げにくいので、大きくスイングするストロークやサーブはトップヘビーに比べやや不向きです。

 

2、フェイス面積

フェイス面積は広い方がボレーに向いています。フェイス面積が広ければスイートエリアも広くなりますから、相手との距離が近かったり、ボールのスピードが速かったりしてもスイートエリアでとらえやすくなります。スイートエリアから外れすぎてしまうと、スピードもコントロールも不十分になりますし、振動や衝撃で体に余計な負担がかかってしまいます。
フェイス面積を広くするデメリットは、振りぬきにくくなること。スイングには個人差がありますので、一概にどの広さで振りぬきにくくなるとは言えませんが、
100105平方インチ程度がよく選ばれているようです。広くしすぎてストロークやサーブが打ちづらくならないよう注意しましょう。

 

3、フレーム厚

はっきりした数値は決まっていませんが、一般的にフレームの厚みが17~21mmを「薄ラケ」、2226mmを「中厚」、2630mmを「厚ラケ」と呼んでいます。
ボレーには「中厚」~「厚ラケ」が向いています。ボレーはノーバウンドのボールを打つため、「フェイス面のブレ」に影響されやすいショットです。「薄ラケ」はよくしなるので打球感が柔らかいメリットがありますが、しなる分ゆがんだり、ねじれたりしやすくフェイス面がブレやすいため、あまりボレー向きとは言えません。
ある程度しなる「中厚」寄りのラケットは球持ちがよいので、ボールを運ぶようなイメージでボレーを打ちたい人に、あまりしならない「厚ラケ」寄りのラケットは球離れがよいので、ボールを弾くようなイメージでボレーを打ちたい人に向いていると思います。

 

ボレーしやすいおすすめスペック

・バランス……イーブンバランス
・フェイス面積……100平方インチ程度
・フレーム厚……中厚

 

ボレーしやすいおすすめラケット

ULTRA シリーズ 100CV・100 V3.0・100L V3.0

  重さ バランス フェイス面積 フレーム厚 ストリング・パターン
ULTRA 100 V3.0 300 g 32.0 cm 100平方インチ 24.0/26.0/23.0 mm 16×19
ULTRA 100L V3.0 280 g 32.0 cm 100平方インチ 24.0/26.0/23.0 mm 16×19
ULTRA 100CV 300 g 32.0 cm 100平方インチ 23.0/26.5/22.5 mm 16×19


ULTRA シリーズ
フレームが固めで、弾くような球離れのよさが特徴です。フレームが固いと打球感も硬くなる傾向がありますが、ストリングのたわみを大きくすることで
柔らかい打球感を実現。フレームとスロートの内側は、ブレを抑制する独自の形状を採用しています。
ULTRA 100 V3.0は、バランス32.0㎝、フェイス面積100平方インチ、重さ300gの「黄金スペック」癖がなく扱いやすいと人気のスペックで、ウィルソンは「超ウルトラスペック」と呼んでいます。
ULTRA 100L V3.0は「超ウルトラスペック」の軽量バージョン。さらなる操作性のよさが魅力です。
ULTRA
100CVは旧モデルですが、手に伝わる振動や衝撃を軽減するカウンタベールを搭載した「黄金スペック」。ULTRA 100 V3.0とはフレーム厚が異なります。疲労を軽減したい人におすすめです。


 

CLASH シリーズ 100・100S・100L

  重さ バランス フェイス面積 フレーム厚 ストリング・パターン
CLASH 100 295 g 31.0 cm 100平方インチ 24 mm 16×19
CLASH 100S 295 g 31.0 cm 100平方インチ 24 mm 18×16
CLASH 100L 280 g 31.5 cm 100平方インチ 24 mm 16×19


CLASH
シリーズフレームが柔らかくしなり、球持ちがよいラケット。カーボンを特殊な手法で編み上げることでしなりを制御し、ウッドラケット以上にしなるという計測数値を出しました。
一方、柔らかくしなるラケットはねじれて面ブレをしやすいため、コントロールが難しくなるデメリットに対しては、スロート部分に特許技術を採用し複雑な多角形にデザインすることでねじれを抑制。ウッドラケット以上にしなるのに、ねじれにくく面ブレしにくいラケットを実現しました。
CLASH 100と100Sは基本スペックは同じですが、ストリング・パターンが異なります。CLASH 100Sは横より縦の本数の多いストリング・パターンのスピン特化モデル。ガットがより大きくズレ、より速く戻るので、回転がかかりやすくなります。回転量の多いストロークやサーブを打ちたい人におすすめです。
CLASH
100Lは操作性のよい軽量バージョン。CLASH 100と100Sに比べて15g軽い280gで、バランスは0.5cmほどトップ寄りのイーブンバランスです。


 

最後に

ボレーに自信がないと、打つときに変に力んだり、そもそもボレーを打つ状況を避けたりしてしまいますよね。
私自身ボレーよりストロークのほうが得意なので、ネットに詰めるのが遅れてチャンスボールのボレーを失敗したり、浅いボールを処理後そのままネットに詰めるところを下がってしまったり…。テニススクールのコーチからも「前に出る判断をもっと早く」とか「そこで下がったら中途半端になる」とか、よくアドバイスを受けています。
ボレーしやすいラケットは、私のようにボレーが苦手な人、またはボレーが得意でより磨きをかけたい人におすすめです。

 

 

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