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ほかの大会とはひと味違う? ATP、WTA ファイナルズを徹底解説

知識・情報
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ツアーの最後を飾る「ATP、WTA ファイナルズ」は「グランドスラム(全豪、全仏、全英、全米)」に負けないくらい見応えのある大会ですが、出場資格や大会方式など、ほかの大会と異なる点も多く戸惑ってしまうことも。
今回は「ATP、WTA
ファイナルズ」の特徴やどこで放送・配信されるのかについて、まとめたいと思います。

 

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ATP ファイナルズ

(2019年9月時点の情報です)

出場資格

出場できるのは年間ランキングの上位8人(ダブルスは8組)まで9~20位にグランドスラム(全豪、全仏、全英、全米)の優勝者がいる場合は8人目の選手と入れ替わります。優勝者が2人以上いた場合も、その中で最も上位の1人のみが入れ替わるので、年間ランキング7位以上の選手が入れ替わることはありません。
9~20位の上位2人は補欠になります。グランドスラム優勝者の入れ替わりがあったり、辞退者が出たりするので順当に9、10位の選手が補欠になるとは限りません。

 

大会方式

8人を2つのグループに分けて、それぞれリーグ戦(総当たり戦)を行います。「ラウンドロビン」と呼ばれ、各グループの成績上位2人が準決勝へと進みます。ラウンドロビンは3試合の結果で競うので、負けても準決勝に進める可能性が残るところがトーナメント戦との最大の違いです。
準決勝、決勝は4人のトーナメント戦となります。
以前は決勝のみ5セットマッチの場合もありましたが、2008年以降ラウンドロビンから決勝まで、すべて3セットマッチで行われています。

 

ポイント

ATP ファイナルズ
決勝で勝利 500
準決勝で勝利 400
ラウンドロビン1勝につき 200

最大獲得ポイントはラウンドロビンから全勝で優勝した場合の200×3+400+500=1500ポイント。優勝すれば2000ポイント獲得できるグランドスラムには劣りますが、グランドスラムに次ぐカテゴリの「マスターズ 1000」(優勝で1000ポイント獲得)を上回ります

 

WTA ファイナルズ

(2019年9月時点の情報です)

出場資格、大会方式

ATPファイナルズと同じく、年間ランキングの上位8人、もしくは上位7人+グランドスラム優勝者に出場資格が与えられます。大会方式も同様で、ラウンドロビン4人ずつの2グループに分かれ、総当たりで3試合)を経て、成績上位2人ずつが準決勝・決勝トーナメントに進みます。WTA ファイナルズも過去には決勝のみ5セットマッチでしたが、選手の身体への負担を考慮し現在はすべて3セットマッチで行われています。

 

ポイント

WTA ファイナルズ
優勝 750
準優勝 330
ラウンドロビン1勝につき 125
大会出場 375

最大獲得ポイントはラウンドロビンから全勝で優勝した場合の375+125×3+330+750=1500ポイント。グランドスラムに次ぐカテゴリの「プレミア・マンダトリー」(優勝で1000ポイント獲得)を上回るポイントを獲得できます。
大会に出場した時点で
375ポイント獲得できること、準決勝ではポイントの加算がなく決勝で加算されることが特徴です。

 

ATP、WTA ファイナルズの放送・配信

ATP ファイナルズはWOWOWスカパー!(GAORA)WTA ファイナルズはDAZNで放送・配信されます。

NEXT GEN ATP ファイナルズ
21歳以下の選手を対象に作られたATP ファイナルズ若手選手の育成が目的で、公式戦ではありますがATPランキングのポイントには加算されません。シーズンの勝敗数に含まれず、優勝してもタイトル獲得扱いにはなりませんが、次世代を担う若手選手を応援できる注目の大会です。
スカパー!(GAORA)で放送・配信されます。

 

 

まとめ

ツアー最終戦だけあって獲得ポイントの多さが魅力のファイナルズ。「大量ポイント獲得&勝利でシーズンを終えるのはどの選手だろうか?」と考えるだけで期待に胸が高鳴ります。大量のポイントを獲得できれば次のシーズンを有利にスタートできますから、応援にも力が入りますね。

 

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